先週のお話になりますが、
6/2(木)の夜、DeNA Paletteが主催する
Palette Party vol. 3 〜 Writer Nite 〜
というイベントに行ってきました。

こちらはその名の通り(?)、
編集者とライターが一堂に会する
イベント。

スーツの人はほとんどおらず、
カジュアル雰囲気のパーティでした。

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最初に、
NYLON JAPAN編集長の戸川貴詞氏と
ノオト編集者・朽木誠一郎氏の
トークセッションがおこなわれました。

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左から朽木さん、戸川さん、司会の方(お名前を失念…)

<印象に残ったお話>

1. 編集・ライターに必要な素質とは

・美学
 (言葉では説明しづらいが、
  文章の構成や文字の並びなど)
・自分の理想とする文章があること
・編集的視点
 (編集者だけでなくライターにも必要)
 
2. いっしょに仕事をしたい編集者・ライターとは
 
・コミュニケーションがきちっと取れる
・求めるものにロジカルな答えを返してくれる(理系的思考)
・まじめに、真剣に、やるべきことをきっちりやれる(納期を守るなど)
・言葉の使い方のオリジナリティー
・「みんなで作っているもの」という意識や責任感をもっている
 
3. 雑誌・メディアに何が起きているか?
 
・雑誌が淘汰され、メディアが主体になっている
・しかし雑誌がダメというわけではない
・雑誌が減っている今だからこそ雑誌を出すチャンス
・良いものは売れる。だから読者が買いたいものを作ればよい。
・現在の価値観からすれば、
 雑誌より "スタバのカスタマイズ" のほうが上。
 だが、この地位を逆転させたい。

 4. 編集者・ライターのキャリアは今後どうなる?

・なんでもできる「ゼネラリスト」であることが大前提
・できれば動画や写真の撮影もできるライターがのぞましい
・その大前提の中で、なにかひとつ飛び抜けたもので勝負する

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こんなお話でした。

普段、編集の方のお話を聴く機会なんて
めったにないので、
非常に勉強になりましたね。

特に、戸川氏が

「言葉のオリジナリティは確かに必要だが、
オリジナリティがあって納期が遅れる人と、
オリジナリティは薄いが納期を守る人を比べたら、
僕は後者のほうを取る」

とおっしゃっていたのが印象的でした。
やっぱり納期が優先なんだ、と。


トークセッションのあとは懇親会。
周辺にいた方4〜5人と
名刺交換させていただきました。
私の周りの席は編集者の方が多く、
「××というメディアでライターさんを
探してるんですよ〜」
というお話をされていました。

中には私がライターであることを
聞きつけて、わざわざご挨拶に
来てくださった編集さんまで(笑) 。

ライター需要を改めて実感するとともに、
ライターさんで
どこかのメディアで書きたいと
思っている方は、こんなところに
来たらいいんじゃないかなぁと
思いました。

ライター探してる編集さん
多かったですよ。

私は特別メディアで
書きたいというわけではないので
アレですが。。。

でも、編集さんのナマの声を聞くという点では
参加してよかったです。