法律系ライターあさきみえの日々雑感

ライターとしての実績やライターとして日頃思ったり考えてたりしていることが中心です。

タグ:マンドリン

今日は、半年ぶりくらいに
本格的なマンドリンのコンサートへ。

行ってきたのはこちら。
鈴木静一の個展演奏会@東京オペラシティ。

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その名の通り、著名なマンドリン作曲家の
鈴木静一作品ばかりを集めた
珠玉のプログラムとなっている。

オペラシティに行ったのは何年かぶり。
(前回行ったときはまだ独身の頃)

うちの団体の演奏会チラシを挟ませてもらい、
演奏も聴いてきた。

舞台上の人数が約150名と、
ものすごい人数のオーケストラ。
ベースが9本も並ぶなんて
プロのオーケストラでも見たことない。。

特に素晴らしかったのは
終曲の「朱雀門」。

この曲は、終始ナレーション入るという
一風変わった曲。 


舞台は古い京の都。
主人公は朱雀門で「鬼」に出会い、
あるものを賭けて
すごろくの勝負を挑まれる。

賭け事は好きではないと言って
勝負を断ろうとするが、
「鬼」は自分が負けたら
絶世の美女、渚を引き渡すという。

どうしてもその女性を手に入れたくなった
主人公は、勝負を受けて立つことに。

最初こそ不利な状況に立たされていたが、
後半は逆転して見事鬼に勝利、
主人公は渚との暮らしを始める。

ただし、100日間は
渚に手を出してはならないという
「鬼」との約束があった。

が、80日めにして、
ついに主人公は禁断を破ってしまう。

その瞬間、渚が異様に
やせほそっていくことに気がつく。
渚の姿が爪先から消え始めていたのだ。

最後は、ひとすじの透明な水となって
渚は完全に姿を消した…

渚を失った主人公は、絶望のあまり
あてどなくふらふらと彷徨い歩く。

たどり着いた先はあの因縁の地、
朱雀門だった……


ストーリーとしてはこんな物語。

ナレーターの男性の迫真せまる演技に、
思わずぞくっとしてしまう場面が
何度もあった。
あれはまたぜひ聴いてみたいし、
自分でも弾いてみたい。


しかし、「妙心寺」だの
「北野」だの「北大路」だの
聞き覚えのある地名が出てきすぎて
思わず反応してしまった(笑)。

 

シェイクスピアが作った戯曲
「ロミオとジュリエット」。

ロミオとジュリエットは、舞踏会で恋に落ちるが、
お互い仇の家の出身。

両家の仲直りを願うロレンス上人のもと
秘密の結婚式をあげるが、ロミオが重大な過ちを犯し、
街から追放されてしまう。

ロレンス上人は
薬でジュリエットを仮死状態にし、
死んだと思わせるという秘密の策を企てる。

しかしそれがロミオには伝わっておらず、
ジュリエットが死んだと思ったロミオは
毒をあおり自殺。

目覚めたジュリエットも
息絶えたロミオに気づき、
自らを短剣で刺して命を絶った…


心理学的には、
二人は周囲に反対されていたことで、
よりいっそう恋の炎を燃え上がらせたと
言われています。

このように、障害や反対があるからこそ
恋愛感情が激しくなる、という
作用のことを心理学用語で
「ロミオとジュリエット効果」と
いうそうです。


はい。その「ロミオとジュリエット」を
私の所属するプレストマンドリンオーケストラで
演奏します。
(チラシの上では「ロ"メ"オ」となっていますね。。)

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原曲はフルオーケストラの曲ですが、
今回はマンドリンオーケストラに加え、
クラリネット、フルート、ティンパニという編成でお送りします。

どの楽器の音をどのパートが担当しているのか、
楽しみながらお聴きください。

6月5日(日)、江東区文化センターで
お待ちしております♪
 

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