今日は、慰問演奏をしに
都内にある特別支援学校を訪問。

ディズニー音楽や童謡など、
アンコール含め全13曲を演奏させていただいた。

演奏を聞いてくれたのは
小学生の子たちとその保護者、
職員の方あわせて(おそらく)200名近く。

指揮のマネをしている子もいれば
ノリノリで聴いている子もいたり、
楽しんでもらえたようだった。


今日出会った生徒さんたちは
重度障害のある子たちが多かったように
見受けられた。

程度を問わず、障害のある子とその親御さんは
ふつうのホールで開かれるような
コンサートって、
なかなか行きにくいだろうなと思う。

落ち着いて聴くことができなかったり、
声が出てしまったり、
出先で医療行為が必要な子もいるからだ。

だから、私たちのように動ける側が、
ホールまで足を運べない人たちのために
生の楽器の音に触れる機会を
積極的につくるべきだと
あらためて思った。

CDで聴く音楽と、生で聴く音楽は
まるで違うもの。

長年音楽をやってきた人間としては、
生の楽器の艶やかな音色や迫力を
ひとりでも多くの方に知ってほしい。

おとなにも、こどもにも。
障害のある子にも、
施設で暮らすお年寄りにも。

だから、音楽をやっていて
なおかつ自由に動ける人には
動けない人のところにもっと行ってほしい。

私も、今後慰問演奏の機会があれば
手を上げたいし、
自分も弾きに行くチャンスを
作っていきたいと思う。